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BUMP OF CHICKENとめうめう

BUMP OF CHICKEN 歌詞解釈とか創作、趣味についてのブログです。

BUMP OF CHICKEN セントエルモの火 歌詞解釈

COSMONAUT

「COSMONAUT」の中には星を絡めた曲が多いですけど「セントエルモの火」もその一つですね。

その昔琴の名手であったオルフェウスが航海中に嵐に遭いました。
嵐を静めるためオルフェウスが琴を奏でると船のマストに二つの炎が降りてきます。これがセントエルモの火ですね。
この火は双子座のカストルポルックスとされているのですが、セントエルモの火が灯ると嵐が静まると言われています。

無類の星好きな私は8月12日のペルセウス座流星群極大の日、夏の大三角に深い関係のある話だからと思ってドヤ顔でこの話を友人にしてました(歌詞解釈と関係ない。)
友人もバンプ好きだったおかげでちょっと盛り上がってよかったです。

セントエルモの火はめっちゃがつくほど大好きな曲なので今回も気張ってこーと思います。


「夜が終わる前に追い付けるかな 同じ坂道の上の違う位置で
同じ場所に向けて 歩いてるんだ 今どんな顔してる
どれくらい先にいるんだろう」

ここで登場人物が二人いることが分かります。
まあ藤原さんから升さんへの曲とも言われてるからこの二人の事なんだろうけどそういうのは気にせずいきます!

夜が終わる前に追いつけるかな、から二人の距離は離れていることが分かります。
主人公は君のことをめっちゃ考えてますね。
今どんな顔だ?とかどれくらい先にいるんだ?とか。
同じ場所に向かって歩いていくけど君の姿が見えないため君のことを想像することしか出来ません。


「言葉を知ってるのはお互い様な 言葉が足りないのもお互い様な
勝手について来たんだ 構わず行けよ ほら全部がお互い様な」

言葉を知ってる=長所
言葉が足りない=短所
と捉えると長所があるのも短所があるのもお互い様だ。
君の進む道を僕が勝手に付いてきたんだから君は僕に構わず進んでいってくれ。
僕が付いていくのも、君がどんどん進んでいくのもお互い様だよ。って感じですかね。


「how far are you? 星が綺麗な事に 気付いてるかな
僕が気付けたのは 君のおかげなんだよ ずっと上を見てたから」

どれくらい君と離れてるんだろう。
星=君との思い出、君に付いていくことで出会った人や出来事として考えると
君は今まで出会ったものが美しく輝いている事に気付いてるかな?
僕は君のおかげで気付けたよ。となりそうですね。
ありがとうという言葉自体は無いけれど、主人公の君への感謝の気持ちが伝わってきます。


「急に険しくなった手も使わなきゃ ここ登る時に怪我なんかしてないといいが
立ち止まって知ったよ 笑うくらい寒いや ちゃんと上着持ってきたか」

私は富士山に登ったことが無いので分かりませんがやっぱり頂上に近づくほど険しくなっていくものなんですかね。
僕が君に(物理的な意味でなく)近づこうとすればするほど困難が降り掛かってくることの暗喩かも知れませんが。

最初聴いた時は気付けなかったのですが
「怪我なんかしてないといいが」
「上着持ってきたか」
は僕が君を案じて発した言葉のようですね。


「解り合おうとしたら迷子になる 近くても遠くてややこしくて面倒な僕らだ
だからついて来たんだ 解り易いだろう ちょっとしんどいけど楽しいよ」

ここで君と僕は完全に解り合おうとするとむしろお互いが分からなくなる、近くにいるはずなのに意外と分からないもの同士なんだと言っています。

そして無理に解り合うという道を選ぶより君の後ろを付いていき、君の見たいものやしたいことを僕も見よう、やろうと思うようになります。

君の後ろに付いて今まで色んなことをしてきました。
しんどいと思う事もあるけれど楽しいよ、君に付いてきてよかった。と感じているのかな。


「how far are you? 震える小さな花を 見付けたかな
闇が怖くないのは 君のおかげなんだよ 君も歩いた道だから」

どれくらい離れてるの。何度も繰り返される質問ですね。
震える小さな花、これは正直何を表しているかイマイチ分からなかったのですが、その後の闇が怖くない~と対比させると
「目標に向かう真っ暗な道を歩いていくのが怖くて立ち止まっている人」みたいな感じかな。うーん、分からん(・_・;)
僕がその人達みたいに怖がらずに済むのは君が進んだ道を歩いてるからなんだよ。この事から僕は君にかなりの信頼を寄せていることが分かります。


「言いたい事は無いよ 聞きたい事も無いよ
ただ 届けたい事なら ちょっとあるんだ

ついて来たっていう 馬鹿げた事実に
価値など無いけど それだけ知って欲しくてさ」

無理に解り合おうとするより君の後ろを付いていく事を選んだのに今更言いたい事も聞きたい事もないよ。
でも僕が君の見たいものを見たくて今まで付いてきた事、馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないけどそれは知ってほしいな。


「どれくらい先にいるんだろう どれくらい離れてるんだろう」

そしてまたこの質問が投げかけられます。


「靴紐結びがてら少し休むよ どうでもいいけどさ 水筒って便利だ
寝転んでみた夜空に 静寂は笑って 月が滲んで揺れる
解らない何かで胸が一杯だ こんなに疲れても足は動いてくれる
同じ場所に向けて 歩いてたんじゃない 僕は君に向かってるんだ」

ここ最高に好きなところですね。
情景が浮かんできて感動を誘うというか。

「夜空」に「静寂」、正直セットで来ると怖いものがあるのですが静寂は笑ってと表現しているあたりやはり君がいる事への安心感が強いんだなと思いました。

感動なのか感謝なのか憧れなのか解らない何かが月を滲ませ、僕の足を動かす。
そして僕は言います。
「僕は頂上を目指してたわけじゃない。君の行く場所に行きたいんだ。」と。


「how far are you? 一緒に生きてる事は 当たり前じゃない
別々の呼吸を 懸命に読み合って ここまで来たんだよ」

一緒に生きてる事は当たり前じゃない。
僕は勝手に付いてきて、君はどんどん進んでいくように見えるけど本当はお互い相手のことを考えながら生きてきたんだよ。という事ですかね。


「how far are you? 僕が放った唄に 気付いてないなら
いつまでだって歌おう 君のおかげなんだよ いつも探してくれるから
必ず見付けてくれるから」

僕が放った唄とはこの唄の事でしょう。
主人公が届けたい事が綴られている唄ですから。
君は背中を向けて僕の前を進んでいく存在ではあるけれど僕を見ていないわけではないんですよね。
だからこその必ず見付けてくれるなのでしょう。


「今どんな顔してる ちょっとしんどいけど楽しいよ
ほら 全部がお互い様な さあ どんな唄歌う
どれくらい先にいるんだろう どれくらい離れてるんだろう
どれくらい追い付けたんだろう
さあ どんな唄歌う」

君は大丈夫かい?僕はちょっとしんどいけど楽しいよ!
君が何をしようと僕が何をしようとお互い様だ。
君はどんな唄が歌いたい?
君はどれくらい先にいるのかな?僕は追いつけてるかな?
さぁ、僕らこれからどんな唄を歌おうか。
と僕と君がこれからも君の行きたい場所へ向けて歩いていくことを予感させながら曲は終わります。


藤くんと秀ちゃんの歌ってことに引っ張られずに考察するぞって思ったけど、最後とか思いっきり引っ張られましたね。
正直升さんはかわいい印象が強かったのですが(失礼?)、やっぱりバンプに引き込んだ張本人として尊敬というかこいつすげぇと藤原さんから思われてたんでしょうね。

今回はこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました!


COSMONAUT

COSMONAUT