BUMP OF CHICKENとめうめう

BUMP OF CHICKEN 歌詞解釈とか創作、趣味についてのブログです。

歌詞解釈をするにあたって

今回は私がBUMP OF CHICKENの楽曲を歌詞解釈するにあたって考えたことを書こうかなと。

バンプって初期の方は比較的素直で解釈しなくてもある程度分かる歌詞が多いですよね。
アルエとか車輪の唄とかKとか。
でも作詞家としての藤原さんが成長していったからか段々と分かるようで分からない観念的、抽象的な歌詞が増えてきたかなと。


もちろんインスピレーションで
「ここの歌詞めっちゃ好き!」
みたいな聴き方も一つにはあると思います。
最近まで私もそういう風に聴いてたし(笑)

けれど段々それだけじゃ足りなくなってくるんですよね。
藤原さんが何を言いたいのか、伝えたいのかきちんと受け取りたくなってくる。
そして歌詞がスッと頭に入ってこないなら自分で噛み砕いてどういう事を言いたかったんだろうと推測していくしかない。

なので歌詞解釈を始めることにしました。
こうやってネットにアップするのは誰かの解釈を邪魔する事になるんじゃないかとも思ったんですが、その一方で誰かの解釈の手助けになればいいなとか他の方の解釈も聞いてみたいという気持ちがあり結局ブログを開設してしまいました(。>ㅅ<。)


歌詞解釈、最初は難しそうだなと思ったんですがやってみると案外楽しいですね!
なんというかセンター試験の現文を解いてるような感じです(笑)
歌詞中に根拠を見つけながら自分なりの解釈を構築していく気持ちよさにハマってしまいました。

センター試験とは違って、藤原さんが本当に言いたかったことと少しズレていてもそれはその人の解釈という事で許してもらえますしね(笑)
どうせ解釈するなら彼が言いたかったことを汲み取れるようになりたいですけど。


BUMP OF CHICKENは結構
「解釈は君次第だ!」
ってスタンスを取ってますけど、歌詞解釈をする前の私は
「背景とかメッセージとか明示してくれた方が歌詞が伝わりやすくていいと思うのにな」
と思っていました。

けれど解釈を始めて思ったのは、レム、66号線、メロディーフラッグみたいな作られた背景が見え隠れしている曲は、その背景に即した解釈をしないと駄目なんじゃないかと考えてしまいなかなか自由な発想に至れないという事ですね。
自分がこう考えても、この背景があるからこの解釈は違うだろうみたいな。

そして、それが嫌だったからあえて藤原さんは自分の歌詞に込めた思いみたいなのを明言する事を避けているんだろうなと気付きました。

色んな人が色んな解釈をする事で、歌はよりその人達の近くに寄り添う事が出来ると思いますし。

もしファンの一人が
「僕、彼女と別れたんですけどあの曲を聴いて、なんだか僕の事を歌ってるみたいに思えて元気になれました!」
とコメントしたとして、それに対して藤原さんが
「あれは僕の親の事を考えながら作った曲なんですよ〜(笑)」
って言っちゃったら、途端に感情移入出来ない=傍に寄り添う事が出来ない曲になっちゃうかもしれないですしね。


まあそんな感じで私も自分の好きなように解釈して
「藤くん良いこと言う〜(^-^)」
とか勝手に感動してます(笑)

このブログを見てくださった方には
「こういう解釈もあるのか、なるほど面白いね。」
くらいに思ってもらえれば嬉しいです!
あくまで自分の解釈を一番大事にしてもらいたいですけど。


自分の言いたい事を言うだけで終わりますが、お付き合い頂いた方、ありがとうございました。
新しい歌詞解釈の記事もそろそろあげます。